紀元前の古代中国で発生したとされる陰陽五行(いんようごぎょう)をもとに、宋の時代(960?1279年)に、徐子平(じょしへい)という人物が確立した、たいへん由緒ある占いです。
中国では子平と呼ばれており、「四柱推命」という呼び方は、日本で付けられたものです。
干支暦と命式表。
生年月日時に基づき、命式(めいしき)という個人の情報が詰まった表を作ります。命式が完成すると、性格・能力を表す星や五行の要素など、何種類もの要素がわかるようになります。良くない年回りである「空亡(くうぼう)」もわかります。
生まれた年、月、日、時間が必要となります。ただ、出生時間がわからなくてもほとんどのことが占えます。
人間の運命や人生、性格や能力や未来、相手がいるなら相性も占える、古代中国から研究されてきた陰陽五行説(※)の集大成といえる四柱推命は、「東洋運命学の帝王」と呼ばれる人気の高い占術です。
四柱推命の「四柱」とは、生まれた年・月・日・時の4つを指します。この4つの柱を干支で換算し直し、陰陽五行に基づき鑑定します。
※・・・すべてのものは木火土金水の5元素から成り、さらに陰と陽に分かれていると言う哲理