世界でもっとも古い占いのひとつで、少なくとも3000年以上前の古代中国で生まれた占いです。
古代中国の伝説上の人物、伏犠(ふくぎ)が編みだし、孔子(こうし)が完成させたといわれています。 本来は「易経(えききょう)」という学問であり、日本にも帝王学として入ってきています。
陰陽説(いんようせつ)の発展と共に易も発展し、いくつかの流派に分かれました。
日本ではこの周易が、一般に「易」と呼ばれるポピュラーなものになっています。
筮竹(ぜいちく)と呼ばれる50本の竹の棒を使います。
現代では略式でコインやサイコロを使う占い師もいます。
占い師は筮竹を使い、“卦”と呼ばれる1?8の数字(八卦)をひとつ出します。
これを、「卦をたてる」と言います。二回卦をたて、ふたつ出た卦(上卦・下卦)の組み合わせの吉凶・意味を読みとっていきます。
特に必要ありません。
占い師によってははっきりした答えを得るために年齢や生年月日が必要になることもあります。
吉凶可否がはっきり出る占いですので、相談内容や質問も『将来どうなるのか』と言ったあいまいな質問より、『明日彼から電話があるのか、ないのか』のような、YES・NOがはっきり出る質問が向いています。
別の言い方をすれば、幅広く詳細なアドバイスを導き出すのは向いていない占いと言えます。
「すべてのものは“陰”と“陽”から成り立っている」、という陰陽説が元になっている占いで、陰と陽の8×8の64ある卦の組み合わせから吉凶を占い、答えを出します。