古くは、三国志で有名な諸葛孔明(しょかつこうめい)を始めとする、名軍師達が使用した占術として知られており、本来は兵法として使われていました。
日本には推古(すいこ)天皇の時代に百済(くだら)から伝わったと言われています。
その後は途だえたような形になったものの、昭和に入ってまた人気の占術となりました。
干支暦、ペン、作盤のための用紙、局数表、など。
まず遁甲盤(とんこうばん)と言われる専用の盤を作成します。
遁甲盤には、「年盤」「月盤」「日盤」「時盤」などがあり、占う内容や見直したい内容によって使い分けます。
特に必要ありません。
ある決まった時刻に目的に合わせた方角へ移動し、その方位の気のパワーを取り込むことによって開運し、願望を達成しようとする占術です。
風水が静の方位術であるのに対して、奇門遁甲は動の方位術と言えるでしょう。
また、日本では方位術として認識されていますが、中国では多方面に渡って使用されています。